的矢の三ヶ所産のむきみ牡蠣

真珠の取れるところとして有名な地であり、志摩半島の豊かな森の恵みが伊雑の浦に流れ込み、蛇行した形の湾にゆっくりとどまり、渡鹿野島が外洋の防波堤となって、牡蠣養殖には理想的な穏やかな海が広がっています。

＜的矢湾の漁場＞　前方の島が渡鹿野島（わたかのじま）です。

10年前は真珠用の筏が900台だったのが、現在では200台くらいとのことで、現在では、服部さんのように真珠養殖をされていた生産者が牡蠣養殖を始める方もいます。 真珠養殖も盛んだったほど、大変めぐまれた漁場であるといえます。

生産者の服部さんです。 
かつて的矢（まとや）湾で真珠づくりをしていた服部さんは、10年以上前に牡蠣の養殖を開始し、今や的矢湾三ヶ所では数少ない牡蠣専門の漁師さんです。 的矢湾でも三ヶ所地域で、牡蠣を本格的にやっているのは１、２軒だそうで、数少ない生産者です。

服部さんの独自の方法で牡蠣の身入りを良くする工夫をしています 。

養殖用の牡蠣筏です。
服部さんは、真がきのほかに「岩牡蠣」の養殖にも取り組まれています。

牡蠣養殖を10年以上行っている服部さんは、恵まれた的矢湾の環境に甘んじることなく、身入りをよくし、美味しくする工夫を続けていらっしゃいます。

水揚げした真牡蠣は、手早くむきみに加工して選別され袋詰めされます。

剥きたての新鮮な剥き身牡蠣をお届けします！