北海道厚岸産 カキえもん [6330]
■厚岸生まれの厚岸育ち牡蠣-シングルシード牡蠣
シングルシード方式で育てられた純厚岸産の牡蠣、それが「カキえもん」です。
シングルシード方式とは一言で言えば「ひとつの種」方式
■シングルシード方式
幼生を付着させるのに、牡蠣の貝殻をくだいた0.2ミリの粒を使い、水槽内で受精させそれが幼生に育つ頃に牡蠣の殻粒を水槽にいれて付着させます。牡蠣の幼生は、殻の粒より一回り大きい程度なので一粒に一つの幼生しか付着できません。
水槽の中で幼生がある程度の大きさの稚貝に育ったら、網籠に移し変えて海にいれて育てます。この籠も牡蠣の大きさにあわせて数回取替えます。
籠の中でころころと育つのでシングルシード方式で育った牡蠣は、ぽっちゃりと丸い貝殻に身も厚く育つのです。それに対して薄いほたて貝殻の間に挟まるようにして密集して育つ通常の牡蠣は細長く薄めに育ちます。
■うまれも育ちも厚岸産(純厚岸産牡蠣)への取組み
厚岸の牡蠣は、厚岸の古来種(天然牡蠣)が乱獲により激減した明治の終わり以降、宮城県産の稚貝を用いて、牡蠣島といわれる岩礁にばら撒く「地まき式」というやり方で養殖されてきました。今でもその名残の牡蠣島が干潮になると厚岸湖にみられます。それが1983〜84年に大量死して以来厚岸湾(海)と厚岸湖を行き来して育てる「筏式」に変わっていきました。
大量死の原因は不明ですが、寒冷である厚岸の環境にあった牡蠣を「厚岸古来の牡蠣」の種を使って育てることと、稚貝を宮城に頼りきりになっていることに不安を感じていること、そして何よりも今では味わうことのできない厚岸の天然牡蠣の「幻の味」を再現したいために、厚岸の牡蠣養殖業者さん達が純厚岸産の牡蠣の生産に挑戦し始めたのです。
当初は厚岸古来種の幼生を従来のほたて殻に付着させる方法などが試されましたが、うまくいかず厚岸町カキ種苗センターを中心に全国初の「シングルシード方式」に取組み、2000年にやっと初出荷にこぎつけました。
■ぷりっと生で食べたい「カキえもん」
他の厚岸産牡蠣よりもちょっと小ぶりのサイズですが、カップが深く、身もふっくらして丸々としているのが特徴で「くせがないのに、風味も食味が強くて美味しい牡蠣」と関東や近畿のレストラン、オイスターバーなどでも人気の牡蠣です。
殻の長さは小さ目ですが、カップが深いです。
上の写真は、一番大きいサイズのプレミアムサイズ(130g以上)です。
プレミアムは重さだけでなく、カップの深さや殻の形にまでこだわって選別された特別なカキえもんです。
シングルシード牡蠣「カキえもん」は、生で食べた時に一番美味しいと思っていただきたいと生産されている牡蠣ですので、できれば生食をおすすめします。
(体調のすぐれない時は加熱してお召しあがりください。)
カキえもんとワインの組み合わせをご提案したページをご用意しました。
サイズについて
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●配送について
ヤマト運輸 クール便にてお届けします。
■着日・時間帯(午前中・14-16・16-18・18-20・19-21)についてのご希望を承ります。
あくまでも「指定日ではなく希望日」となります。
■ご指定の無い場合には、ご注文日から(お振込の場合はご入金確認日から)1週間以内に発送いたします。
■発送日程、伝票番号を、メールでご連絡いたします。
※牡蠣の漁は天候や海の状況に左右されますので、お届け日時をご希望いただいても、産地の漁などの状況によりご希望に副えない場合があります。
※台風、大雪等や交通渋滞等によりお届け日時のご希望通りに届かず延着する可能性があります。イベント等のご利用で必着ご希望の場合は、前日着をおすすめします。
※不可抗力の事由による配送遅延の場合には、ご返金等は承れません。 予めご了承ください。
※ 2023年の年末の最終お届け日は1月1日となります。年始は1月8日からお届け開始となります。※
採取海域 | 北海道厚岸海域 |
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生食の可否 | 生食用 |
消費期限 | 生食の場合:発送日から4日間、加熱調理する場合:発送日から5日間 |
保存方法 | 10℃以下で保存してください |
配送について | ヤマト運輸 クール便 |
付属品など | カキナイフ1本、パンフレット(剥き方ガイド) |
サイズについて | 商品詳細部に表示 |
お届け希望日時について | 対応可 |
検査体制 | 採取海域の海水検査、検体定期検査、紫外線殺菌海水にて浄化 |
販売価格: ¥6,180~¥20,000(税別)
(税込: ¥6,674~¥21,600)
オプションにより価格が変わる場合もあります。
この商品は軽減税率の対象です。